

一人薬剤師って大変そうでやりたくないな。
実際のところどうなんだろう?



ここの筆者は調剤薬局で一人薬剤師をしていたにゃ。体験を踏まえてどんな感じか教えてやろう。
というわけで今回は「一人薬剤師」についてです。
私も最初は全て業務を自分でやる一人薬剤師はとても怖かったです。
現在はなんとか慣れてきました。今回は実際どうなのか体験談を踏まえてお伝えします。
この記事で分かること
・一人薬剤師の体験談。
一人薬剤師とは?
一人薬剤師とは「薬局での調剤業務を一人で行う薬剤師」です。
基本的な薬剤師の業務はもちろん、事務さんもいない場合は保険請求、処方箋入力、レジ打ちなど全て一人で行う必要があります。
基本的な業務一覧
・処方箋入力・調剤準備・調剤監査・疑義照会・服薬指導・薬歴・レジ打ち・金銭管理・医薬品発注
・医薬品管理・患者対応・在宅医療・レセプト請求・返戻対応・薬局の管理業務・棚卸・掃除など



これらを全て一人でする必要があるにゃ!
メリット
①他の従業員がいないため人間関係に悩まなくて済む
調剤薬局の中に自分しかいないので、人間関係に悩む必要がありません。人間関係のトラブルを避けたい人におすすめです。



人間関係に不安がある人はいいかもにゃ!
②自分のペースで仕事をすることができる
他の従業員に左右されず、自分のペースで仕事内容を組み立てることができるので負担なく業務を行うことができます。



仕事のペースを乱されたくない人におすすめだにゃ!
③スキルアップにつながる
処方箋入力から服薬指導、保険請求まで全て一人でやらないといけないため大変です。しかし、その分自分のスキルとして身につきます。



最初は大変だけど、最終的にできる仕事が増えるにゃ!
④処方箋の枚数が少ないことがか多い
薬剤師一人当たりの処方箋枚数の上限は1日40枚と定められているため、一人で捌ききれないほどの処方箋が来ることは基本的にありません。
空いた時間でほかの業務を進めることもできます。



薬局によっては1日数枚の薬局もあるにゃ。
デメリット
①分からないことがあったとき相談する相手がいない
困ったこと、分からないことがあってもすぐに相談ができません。自分で解決するスキルが必要です。



処方箋の入力の仕方、保険請求など分からないことがあっても詳しい人が近くにいないので不便だにゃ!
②医療保険、介護保険などの幅広い知識が必要
通常、薬局では医療保険、介護保険など保険関係の業務は事務さんが行うことが多いと思います。そういった職場から転職した際には改めて保険について勉強する必要があります。



最初は保険請求が全くわからず大変だっだにゃ!でも、毎月やることでだんだん慣れてきたにゃ!
③患者さんが同時にくると大変になる
基本的に処方箋が少ない職場が多いですが、2~3人同時に患者さんが来ることがしばしばあります。一人なのでそんなときに慌ただしくなってしまいます。



これが結構大変!長期の一包化が重なるとついつい焦ってしまうにゃ!
④責任が大きくプレッシャーになることも
一人のため調剤などで2重チェックができないため、ミスに注意が必要です。また、業務の範囲も広くすべて一人で責任を負う必要があるのでプレッシャーになってしまうことがあります。



他と比べて責任が大きいにゃ。
⑤休みが取りにくい
他の薬局から応援を呼ぶ必要があり、急な休みなどはとるのが難しいです。



体調不良など急遽休みたいときに応援要請など手間がかかってしまうにゃ!体調管理も重要だにゃ!
まとめ
一人薬剤師はデメリットばかりではなく、メリットも大きいです。
におすすめです。機会があれば挑戦してみてはどうでしょうか?